競売物件なんて言葉を聞くけど意味が

世間では言葉自体は広く知れ渡っていても、いったいその意味は、と聞かれるとなかなかうまく説明できないことがたくさんあります。そんな言葉の一つである競売について、できる限りやさしく説明していきたいと思います。 土地・建物などの不動産を購入する際には、銀行や信用金庫からお金を借りる場合がほとんどです。その場合には、銀行などのお金の貸し手(債権者)は、貸したお金がすべて返されるまでの間、何らかの保証がなければむやみやたらと貸せないことになります。そこで債権者はお金の借り手(債務者)の持ち物である不動産に抵当権などの担保権を設定しておきます。そして、債務者が約束どおりお金を返せなくなった場合には、裁判所に対して法律的な手続きをとって、その不動産を差押えするとともに、その不動産を入札にかけます。最高入札者が決定し、物件が売却されるとその落札金が回収され、債権者の貸していたお金の返済に充てられます。また、落札者は引き渡し完了後は、自由に物件を利用することができます。このような一連の手続きを競売と呼びます。 お金を返せなくなった人の持ち物には、マンションや一戸建ての住宅のみならず、リゾート施設や商業ビル、駐車場などさまざまな種類のものがあります。これらの不動産は、通常、実際に取引される価格よりも数十パーセントも低い価格で落札されることがほとんどであるため、購入者にとっては大変お買い得な代物であると言えます。 実際の購入の手続きは意外と簡単です。現在は裁判所や不動産会社などのホームページでお目当ての物件を探し出すことができます。希望のものが見つかったら、その管轄の地方裁判所に備えられている説明書類(物件明細書・現況調査報告書・評価書)で所在地、図面、写真などを確認します。実際に現地に行って調査することも大切です。購入を決めたら裁判所に保証金を納付して、入札を行います。開札日に最高価格となった場合は、売却許可の決定が確定した後、代金を納付し、移転登記、明け渡しを受けます。

不動産が担保になっているから

お金を借りるには所有している不動産を担保に入れるローン、消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンなど担保の必要のないローンの大まかに分けて2種類があります。後者の場合はお申込者の信用力と返済能力のもとでお金を貸付しています。 前者の場合は所有している不動産の評価額が信用力と返済能力の代わりになってくれます。